ジョブパス(B検)1級、2級、3級の違い

受験者の8割が3級を受験

ビジネス能力検定試験ジョブパス(B検)は1級から3級まで3段階に分かれています。
1級が最も難しく、3級が最も簡単です。各級のレベルと対象者は次のとおりです。

 

ビジネス能力検定試験ジョブパス(B検)の各級の対象者とレベル
1級2級3級
対象 就職活動中の学生または入社1年〜3年目程度の社会人 就職活動前の学生または入社1年〜2年目程度の社会人 就職について考えはじめた学生(高校生含む
レベル 2級の知識、技法を前提とし、問題解決を円滑に推進するために必要となる論理的な思考、情報発信と表現技法、および基礎的なマネジメント技法を実践的に評価する。 3級の知識を前提とし、企業の役割や責任と権限などを理解するとともに、効率的な業務の進め方、問題解決のための基本的なコミュニケーション、情報活用の技法を評価する。 自らの職業観や勤労観といった概念の形成を前提にビジネス常識および、基礎的なコミュニケーション、情報の利活用など、将来、職業人として適応するために身につけておくべき知識を評価する。

 

社会人としての基礎力を測る試験のため、最も難しい1級にも対象者に学生が含まれていることが特徴です。また、1級2級若手社会人も対象になっています。

 

ただし、実際の受験者データを見ると3級を受験している人が圧倒的です。

 

全受験者の8割が3級を受験

最新の平成25年前期受験者データを見ると、3級受験者全体の80.1%と最も多く、2級が19.4%。

 

2級と3級で全体の99.5%と、ほとんどの人が2級か3級を受験しています。

 

過去のデータを見ても傾向は同じで、2級と3級がほとんどで、3級だけで全受験者の8割近くとなっています。

 

ビジネス能力検定試験ジョブパス(B検)
1級2級3級
受験者数65人2,595人10,697人
全体に占める割合0.5%19.4%80.1%
合格率41.5%75.1%89.8%

※データは平成25年度前期(出所:「ジョブパス検定 ジョブパス受験状況」)